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社会科学における人間 序論~

                            名城大学 経済学部経済学科 小泉透      序論 1現代社会科学と人間論
「社会科学における問題」の問題の説明とその問題が世間の人々の関心の広がり。
社会科学の論理的思考における人間の位置づけの問題が日本では、なぜ最近人々の関心を惹きつけるか。理由は2つあり1つ目は、先進諸国と後進諸国のあいだに生じている万僕問題です。2つ目は、経済的貧困の問題が解決されてきたとき精神的貧困の問題が出てきた。
2人間類型とは何か
人間類型の意味の見当のつけ方。1つは定義する。もう1つは、比較的近づきやすい具体的な事例を取り上げて、例示的に説明する。ある時代のある国民が全体として特徴的に示す思考と行動の様式、そのタイプを人間類型と呼ぶことにする。しかし、具体的には、個人的変容を含みながらも、個々ひとりびとりの内部にいわばサナギ化した形で抱かれている。しかも、自ら外化し、社会的に形をとって現れてくる。観念的・物質的な凝縮物の独自な類型、それこそが人間類型。
Ⅰ「ロビンソン物語」に見られる人間類型
3「ロビンソン物語」の社会的背景(1)
『ロビンソン・クルーソウ漂流記』の著者のダニエル・デフォウは、1660年に生まれ1731年に死んでいる。彼は、実は誠実でありアダム・スミス以前の最も優れた経済学者の1人だと考えている。ロビンソンの孤島における生活には、17世紀終わりから18世紀前半にかけてのイギリスで、「中産的生産者層」の生活様式がモデルだったと考えている。そのように考える理由は1つは、ロビンソンがエンクロウジャー作って、土地を所有したり使用収益したりするのは当時のイングランドの人々の生活を特徴づける事実だから。もう1つは、農村工業の中小生産者たちの定住様式は、孤島におけるロビンソンと非常に良く似ているから。
あとがき
著者は、NHKの大学講座で連続講義を試みた。放送の主要な視聴者が大学生なので平易に話そうと努力した。専門領域を超えてしまったので誤りをおかしているのが気がかり。筆者を支えてくれた方に感謝。
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